メッセージ文化論

デジタルもアナログもメッセージについて

娘の手紙は大事な愛情表現

私は母子家庭だったので、家に帰ってもいつもひとりでした。

母は毎日、チラシの裏や使用済みカレンダーの裏などに「おかえり。宿題やってね。」など、手紙を残してくれました。

私が結婚して家を出るまで、その手紙は続きました。

いま、私には娘がいます。私が不在にするとき、娘は近所に住む母のところに帰ることにしてました。着替えとおやつをトートバッグに入れ、「おかえり」のお手紙も一緒に入れるようにしました。

母はすでに他界し、娘も中学生になったいま、ひとりで帰宅する娘のために、私はほぼ毎日手紙を書いています。メモ程度の短い手紙ですが、娘お気に入りのぬいぐるみに持たせるようにして、玄関先に置いておきます。

思春期&反抗期まっただなかの娘がどう思っているのか、はたしてわかりません。私と入れ違いに娘が塾に行くこともあるのですが、娘はめったに「お返事」をくれません。

ごくたまに、かわいい便せんやメモ用紙で「宿題やったよ」「洗濯物いれといたよ」「自転車借りるね」など、なぐり書きのような手紙を置いていってくれることもあります。面倒くさそうな文字ですが、とてもうれしくて、ぜんぶとってあります。私にとっては大事な愛情表現のひとつです。

年に一度で義理が立つ!

義父は8人、義母は3人兄弟。私両親ともに4人兄弟。

夫も私も、実家は日帰りできる距離ではなく、年一回必ず帰省できるわけではないので、それこそ法事で会っても誰がどの人なのかもわからないし、夫側に関しては誰が兄で誰が末の弟なのかもわかりません。

たまに帰省したら、特に夫側親戚には1軒ずつ、兄弟の順にご挨拶に出かけないといけないんです。

親戚の数だけ手みやげも時間も必要になり、「実家でのんびり」なんてありえません(まあ、それが理由で帰省しないってこともありますが)。

でも、そこは田舎、実家の親たちがいろいろと話してることもあり、こちらのことはほぼ筒抜けなんです。

だからこそ、うちから発信する近況報告、ご挨拶は絶対不可欠。そこで、わが家はすべての義理を「年賀状」ではたしてます。

写真付きの年賀状に近況報告を1行書くだけ。義両親の顔もたつわけです。

こんなに効率的で便利で、安上がりなものはありません。今は家にプリンターがなくても年賀状印刷サービスがあるので、オンラインで宛名印刷までしてくれます。

ちょうど年賀状の季節も近いですし、まだオンライン印刷を使ったことが無い方は試してみてはどうでしょうか?

毎年、価格や仕上がりなど、年賀状印刷の比較で役立つサイトがあるので、どこがいいか迷ったら、使ってみましょう!

たった1枚、年一度ですべての義理が立つ、だから年賀状はやめられません。

LINEのママ友グループ

友達の家に遊びに行かせてもらったとき、健康に関する情報を送りたいからグループに入ってほしいと言われました。どうしようかと思いましたが、これから長く子供も関わるであろう友達だったので、断る勇気が持てずに参加してしまいました。

最初はまあいいかと思っていましたが、彼女がLINEで送ってくるメッセージはほとんどネットワークビジネス系の宣伝ばかりでした。だんだん鬱陶しく感じられるようになって、早く抜け出したかったのですが、そのグループのメンバーは良く知っている人ばかりで悩んでいました。そのうちに、だんだんそのグループの人たち全員がそのビジネスをしているんじゃないかとか、退出したら嫌われるんじゃないかとか余計な思いまで浮かんできて、そんな悩み事に時間を使っている自分が本当に嫌になりました。

思い切って、一度LINEを退会し、登録しなおしました。その友達からは、何度か探るような感じのようなことも言われましたが、退会したのは別の理由だと言い通しました。再登録は本当に必要な人とだけ繋がることにして、電話番号で検索できない設定に変えました。スマートフォンをみんなが持って便利になった最近ですが、使い方には慎重でないといけないなあと感じた出来事でした。子供たちにもこの経験をいかしたアドバイスをしようと思います。